小学生が1学期に学習する主な内容です。進学、クラス替え、運動会(春に行う学校)などイベントが目白押しの中でも、少しづつではありますが、着実に勉強も進んで行きます。特に、ゴールデンウイーク明けからは勉強のペースも徐々に早くなります。いつの間にか『わからない』とならないように、日々の予習・復習を習慣にしておきたいものです。是非とも保護者様もお子様の学習状況をしっかりとチェックしてください。
※通塾に際しまして、ご依頼を受けることが圧倒的に多い科目の算数を中心に記載させていただきます。
対称な図形
円の面積
文字と式
分数のかけ算
分数のわり算
円柱・角柱の体積
およその面積・体積
どのタイトルも重要な内容ばかりですが、特に『分数のかけ算』と『分数のわり算』が最重要です。中学ではほとんどの単元で当たり前のように分数が使われますので、『分数の考え方』の理解にしっかりと取り組みたいところです。
分数では、だれでも簡単な計算の方法(例:引っくり返してかける計算)だけを中心にやろうとしますが、考え方を理解しないで計算の方法だけを機械的に覚えていると、少し複雑な問題になったときに、自分で対処できなくなってしまいます(これが勉強ができなくなってしまう原因とも言えます)。分数も他の単元と同様にどうしてそうなるのかを問題を絵や表でイメージ化する習慣をつけるようにしましょう。
整数と小数
直方体や立方体の体積
比例
小数のかけ算
小数のわり算
合同な図形
ここからは高学年。タイトルのすべてが中学校での勉強と変わらないタイトルが次々と登場します。5年生の算数の学習の中で難易度が高いのは『小数のかけ算』でしょう。実はこの『小数のかけ算』は3年生で習った『かけ算のきまり』『かけ算の考え方』が基本になっています。3年生時の学習が身に付いていればでできるはずなのですが、そうでなければ自分だけではイメージしづらいと思いますので、保護者様がしっかりとフォローついてフォローしていただくか、通塾をお薦めいたします。
※『小数のかけ算』でよくつまずくようでしたら、3年生で習った『かけ算の考え方』から復習することをお薦めします。
折れ線グラフと表
角の大きさ
わり算の筆算(1)-わる数が1けた
垂直・平行と四角形
そろばん
四則の最高峰であるわり算。『わり算の筆算』がやはり最重要と言えます。割る数が1ケタ(割られる数が2ケタ、あるいは3ケタ)でもやるべき作業が複数あります。1つ1つしっかりとマスターしなければなりません。
一方で、4年生で初めて出てくる『わり算のきまり』のほうが重要であるという考え方もあります。下記の例で示したように、物事の変化を一定にしていく考え方が、これから先の『比』や『分数のわり算』の勉強につながります。『わり算のきまり』の考え方を理解していれば、他の計算が出たときにすぐに応用できる力が身につくと考えられておりますので、こちらの考え方もしっかりと学習して行きましょう。
※わり算のきまり…わり算では、わられる数とわる数に同じ数をかけて計算しても、答えは変わらない。また、わられる数とわる数を同じ数でわって計算しても答えは変わらない。
(例)3÷1は6÷2、9÷3、12÷4とも一緒であり、かつ、全部同じ答えとなる。
かけ算
時こくと時間のもとめ方
時こくと時間のもとめ方
わり算
たし算とひき算の筆算
暗算
あまりのあるわり算
どれを見ても重要な単元のオンパレードといえるのが3年生の単元です。 特に重要な単元は「3けたのたし算・ひき算」と言われます。この単元が苦手な生徒さんは「2けたのたし算・ひき算」の理解が不十分と言えますので、「2けたのたし算・ひき算」をしっかり復習しましょう。「3けたのたし算・ひき算」では、位の理解とともに、繰り上がり・繰り下がりをしっかり理解できているかということも重要です。
また、時こくを苦手とする生徒さんは昔から多くいらっしゃいます。これは速さの学習の大切な1歩目となりますので、時間をかけてでも早い段階からじっくりと取り組みたいところと言えます。
表とグラフ
たし算の筆算
ひき算の筆算
長さの単位(㎝,㎜)
3桁の数(不等号の使用)
水かさの単位(ℓ、㎗、㎖)
時刻と時間(午前・午後、24時間)
いずれも算数の基礎として重要な単元ばかりですが、何と言いましても最難関は『時刻と時間』、これに尽きます。この単元の難易度の高さは昔から変わりません。10進法を用いない計算法は時計の読み方以外にはありませんので、中々わからない生徒さんはじっくり時間をかけてわかれば良いのではないかと思います。1学期最後に学ぶ単元ですから、夏休みをかけてしっかりできるようにしていきましょう。