中学生が2学期に学習する主な内容です。中学生は修学旅行・文化祭・菅平移動教室(2年生)・職場体験(2年生)・校外学習など、1学期以上に大々的なイベントが目白押しなのが2学期です。半面、勉強は『重要な単元』・『つまずきやすい単元』を1学期よりも速いペースでどんどん進んで行きます。1学期の復習を夏休みにしっかりとできなかった生徒さんは、いつの間にか『着いて行けない…』となってしまうかもしれません。ですので、日々の予習・復習を習慣にしておきたいものです。是非とも保護者様もお子様の学習状況をしっかりとチェックしてください。
※通塾に際しまして、ご依頼を受けることが圧倒的に多い科目の英語・算数を中心に記載させていただきます。
現在分詞(後置修飾)
過去分詞(後置修飾)
S+V+O+to 不定詞
関係代名詞(主格のwho,which,that)
S+V+O(what などで始まる節)
中学3年間の英語学習の中で、最難関といえる関係代名詞が登場します。いよいよ中学で習う文法も最終段階となります。この辺りになりますと、英語の基礎的な学習内容があるのは前提として、文として何が中心となっているかを読み取る力、つまり国語力も問われてきます。今まで英語が得意で、勉強が順調だった生徒さんでも、理解するまでに(あるいは習得するまでに)これまでの単元以上に時間がかかったりすることもあります。その一文で何が中なっているのかをしっかり見つけ出せる力を着実に養って行きましょう。
助動詞全般
不定詞・動名詞
S+V+O+O
疑問詞why → Because~
形容詞の比較級と最上級
中学1年から本格的に英語学習をしてきた2年生も、基礎的な部分の学習がそろそろ節目を迎えようとしています。そして、2学期からは応用的な内容が加わってきます。何といっても不定詞・動名詞が最重要と言えます。この単元は、入試問題でも長文の中にたくさん出てきますし、さらに、設問、設問の選択枝、さらには解答にも絡んでくるほど、非常に重要な内容です。不定詞をしっかりと理解し、使いこなせるようにしましょう。
S+V(be 動詞)+C(形容詞)
3単現のs
疑問詞who
what time
複数主語
疑問詞where
S+V+O(代名詞)
助動詞can
疑問詞when
疑問詞whose
現在進行形
疑問詞which
いかがでしょうか、このラインナップ。非常にたくさんの項目を勉強することになります。自力でこの辺りを難なくクリアできる生徒さんというのが果たしてどれぐらいいるのか、個人的に興味の沸くところであります。
最大のポイントはやはり3単現のsと現在進行形です。この2単元を克服するだけでなく、今までに習ったbe動詞と一般動詞の区別がはっきりとできて、疑問文やそれに対する答え、さらに否定文が作れるようになるというのが、中学1年生時での最大のテーマとなります。疑問詞は1つ1つじっくりと押さえて行くこととし、まずは英語の文法の土台ともいえる上記ポイントをしっかりとできるようにしましょう。
2次方程式
2次関数
相似
円周角の定理
三平方の定理
概ね中学3年間で勉強する数学の全容を見渡せるところまで学習が進んでいくのが2学期です。さすがに3年生で勉強する単元はどれも重要なものばかり。1学期もそうでしたが、『強いて言うなら』と前置きしても、やはり上記は差がつけられず、すべて重要です。都立の入試問題で、大問3は多くが2次関数と1次関数の複合問題、大問4は平面図形で相似や三平方の定理を利用す問題(まれに円・円周角の問題)、大問5は空間図形で相似・三平方の定理を多用する問題、が出題されます。上記単元の重要度がおわかりいただけると思います。内申点にも直結するのが2学期の成績ですので、気を抜かずにしっかりと勉強していきましょう。
1次関数
平行と合同
三角形と四角形
2年生の2学期は受験を視野に入れて考えても大変重要な単元を勉強します。上記すべて最重要単元です。すべてが入試問題として出題される、あるいは、される可能性が高い単元ばかりです。すべての単元をマスターしましょう。
来年の今頃を考えますと、この時期で特に苦手とする単元がない、というのが理想ではありますが、中間層~下位層の生徒さんはいくつかの単元を苦手としていたり、すでに数学全般に苦手意識が芽生えていたりします。ですが、受験まではもう残り1年半は切っておりますので、一刻も早く苦手単元の克服に着手したり、数学に対する苦手意識を払拭しなければなりません。この辺りで数学の勉強に限界を感じ始めている生徒さんは、今すぐご相談ください。
方程式
比例と反比例
平面図形
区間図形
中学の学習で2番目の難関と言える方程式が登場します。ここはじっくり腰を据えて勉強したいところです。正負の数・文字と式が曖昧なままではできるようにはなりませんので、方程式に入る前までに正負の数・文字と式はしっかりとできるようにしておきましょう。
また、個人差がありますが、比例反比例や図形全般も得意・不得意が分かれます。受験までまだ時間がある今だからこそ、苦手を作らないよう、また、苦手であれば克服できるよう、今からじっくり取り組んで行きましょう。